トルコ中銀政策金利引き上げ
トルコ中央銀行は16日の金融政策委員会で、主要政策金利の翌日物借入金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げ、16.25%とした。
利上げは予想通り。中銀は追加利上げの可能性を示唆した。一方、エコノミストの間では、市場が望むほど大幅な利上げにはならないとの見方が広がった。
中銀は翌日物貸出金利も50bp引き上げ、20.25%とした。
前週のロイター調査では、利上げ幅の予測中央値が50bpとなっていた。
中銀は声明で「追加利上げの規模や時期は、世界市場の動向や外需、財政政策の実行、中期的インフレ見通しに影響するその他の要因次第」とし、必要に応じて慎重な利上げをさらに行う可能性があると述べた。
レイモンド・ジェームズのエコノミスト、Ozgur Altug氏は、慎重な引き締め策は必要に応じて「議題に上る」としていた前月から文言が若干軟化したと指摘。原油・食料価格高に言及し「(中銀は)利上げを余儀なくされていると感じているようだが、サプライサイドのショックについてできること(が限られていること)を承知しているので、過度に大幅な利上げは望んでいない」との見方を示した。「市場が期待するような利上げをする意図があるとは思えない」とも述べた。
一方、フィナンスバンクのエコノミスト、Inan Demir氏は、声明の文言がやや軟化した可能性はあるものの、非常にあいまいで、今後公表される会合の議事録をみて確認する必要があると指摘。中銀の引き締めバイアスは変わっておらず、来月にもう一度50bpの利上げが行われ、それで打ち止めになるのではないか、と語った。
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